山道具デザイン考(3)エマージェンシー

5月10日現在、全国に緊急事態宣言が出されてエマージェンシーの真っただ中である。

毎日この手の情報が流され(私も今日は何人感染したのか気にしている)病院や介護施設は崩壊寸前だし、

みんな家に避難するんだよ(ステイホーム)国難なんだ。存亡の危機なんだ。そんな情報が流される。(それも世界中である)

しかも経済は止まって、戦後最大の危機である。

マスコミは声高に外国に比べてPCR検査が不足しているゾ、危機管理できていないではないか。と喧伝している。

いまエマージェンシーと危機管理を目の当たりにしているのである。

そして、こんなことが登山でも起こる。

登山にもエマージェンシー、緊急事態がある。しかし山のエマージェンシーは、同じ命にかかかるがコロナ禍とは異なる。

状況は自分たちで判断しなければならないし、救助もいざとなれば自分たちで対処しなくてはならない。

だから、登山の準備には何が起こってもいいように、エマージェンシーに対応できるようにしたいものである。

私は、行動食は毎回余るけどこれは非常食と考えていつも余るように考える。(ちょっといい加減だが)

そして、いつもツエルトをもって緊急露営ができるようにする。(たまには訓練しないと、いざという時慌てる)

もちろんヘッドランプと予備電池はどんな時も忘れないようにする。(忘れたら初心者といわれる)

最近はスマホのバッテリーも必要だと思っている。(GPSは心強い味方だ)

ちなみに写真は

シュラフカバーなのだが、ポリエチレン素材で防風性、保温性がありこれだけでエマージェンシー時に使える。(そう思って買ったみた)

もちろんシュラフカバーとしても十分である。5000円ほどでシンプル、小型軽量なものだが繰り返し使えるのが良い。

実は最近SNSや雑誌でも見かけるので、もうかなり出まわているのかもしれない。

それでも国家のエマージェンシーも山のエマージェンシーも、無いに越したことはないけど危機脱出も技術の1つと考えたい。

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この記事を書いた人

福岡山の会 会員