2019 0727~0801
昨年の会山行夏山合宿で南アルプス南部の赤石三山を縦走した。
台風の影響があって日程が一日ずれたおかげで快晴に恵まれた。
3000mの縦走路は眺望がすばらしく、富士山や北アルプスまではるかな眺望を望むことができた。
縦走路を歩きながら気持ちがワクワクと高揚した。ライチョウの親子が現れ、高山植物は多様な花を咲かせていた。
こんな景観は九州ではなかなか味わえないと思う。
話は変わるが
昔、人は山におわす荒ぶる神を鎮めるために山に参ったという。山頂は天につながる神聖な場所であったという。
これは縄文人から現代人につながる自然に対する考え方と思っていい。
最近では気候が亜熱帯化し、激甚な災害が繰り返されている。
山が崩壊することもある。
縦走路を歩きながら、微妙なバランスの上に成り立つ多様な自然と激変している気候を感じ、山登りを繰り返す自分と向き合った。
そして荒ぶる神が龍となって現れるかもしれないと思った。
写真は赤岳避難避難小屋より(早朝) 朝日に染まる赤石岳
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