山道具デザイン考(5)

昨年コロナ禍による緊急事態宣言を受けて、山の会の活動も停滞してしまったのですが

せっかくの機会だから、山の道具のことも考えようと思い「山道具デザイン考」を書き始めました。

今年もまた緊急事態宣言が発出されました。おそらくあと一月ほど続くと考えられます。

ま、

これは福岡地区の話ですが、福岡ナンバーの車で他県へ行くことも、不要不急の山登りを行うこともよろしくない。

そんなこともあって山道具にスポットを当てて、そのウンチクを語ってみることも良いのではないかと思っています。

ということで

5回目の今回は登山用GPSアプリの話です。

私は、YAMAPプレミアム会員で山に登るとき、情報の多くをこのアプリに頼っています。

そう、私もまずは検索します。

話は変わりますが、

うちの嫁に色々話をしたら煙たそうに「グッグてみたら」と、言われるが。それとはチトちがいますね。

それはさておき、

私も30代の前半、登山学校で25000分の1の地形図の見方を叩き込まれ、

地図はその利用実践において登山には欠くことができないものと教えられました。

だから

休憩のたびに自分の位置を確認し、周辺の地形を読むことを心掛けています。

しかしながら、このスマートフォンとGPSアプリは登山の世界に大きな変革をもたらしました。

というより大きな味方が増えた。という感じです。

そしてこのアプリのツール開発スピードと情報提供スピードは驚くものがあります。

ただ変わっていないものは、

登山は自分の足で歩くということですね。

わたしもロートルになったとはいえ、

そこは「体力と経験と動物的な勘」というものが必要ではないでしょうか?

<つづく>

2021_0205YAMAP

この記事を書いた人

福岡山の会 会員