県境を歩くシリーズ 坂本峠から九千部山
最近は緊急事態宣言もあって、福岡と佐賀の県境、脊振山地を縦走しています。
今回は夏の終わりの九千部山。この日は曇り、時々雨。暑くはない、といった天気。
坂本峠からゆるゆると登る縦走路は、佐賀側からの登山道と出会うところが三領堺峠(サンリョウザカイトウゲ)となっています。
山と高原地図には三国峠となっています。
ちょっと下ると石谷山という、ピークらしくないピークがあります。
この周囲の山道では山野草がシーズンでシュスランという小さいランが咲いていました。
やや紅色で穂状に花がつくのでベニシュスランともいうらしいです。
よく見るとなるほどと思う。
葉っぱが独特でビロードランという別名もあるとか。
まぁビロードとはちょっと無理があるかな。
それにヤマジノホトトギス。このホトトギスというのは10種類ほどあるそうです。
この斑点が不如帰(ホトトギス)のお腹の模様に似ているのでホトトギスと名前が付けられたそうです。
昔の人は良く観察したものだと感心感心。
それはさておき
このホトトギスはヤマジノホトトギスということにしました。
たまには植物の方から答えてくれれば良いと思う。
そう、ホトトギスの精霊が出てきて自己紹介をしてくれるとたすかるな~~。ハッハッハ
そんなこんなで
予定の時間、コースタイムをはるかにオーバーして
知ったかぶりの植物同定の山歩きはつづいたのでした。
やはり最近は写真を撮って検索できるので植物の名前も良く分かるようになりました。
山を歩いても、時代はデジタルと思うものです。
<つづく>
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