雷山とブナの森

福岡市と佐賀市の境を東西に連なる脊振山地にはブナの森が発達している。
政令指定都市でこれだけのブナの森があるのは福岡市だけだとか。
ブナは落葉広葉樹で北海道から鹿児島まで日本全土に分布している。
このブナの木、橅と書く。
木で無しと書く。
残念ながら建築材としては役に立たず、多くがスギやヒノキに取って代わられた悲しい樹木なのだ。
そんなブナの木だけど、今はその価値が見直されて
保水力の高さから緑のダム、多くの動植物が依存していることから森の母ともいわれる貴重な樹木なのである。
そんなブナの森を脊振、雷山の尾根筋で見てきました。
この日、ブナの森はみどりが滴り生命感に満ち満ちていました。
とても気持ちが良かったです。
<つづく>

清賀の滝と生命感に満ち満ちたみどり

清賀の滝と生命感に満ち満ちたみどり

標高800mを越えると落葉広葉樹のブナの森が現れる

標高800mを越えると落葉広葉樹のブナの森が現れ、吐く息もみどりに染まる

この日は曇りでしたけど糸島半島を望むことができました。

この日は曇りでしたけど糸島半島を望むことができました。

 

 

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福岡山の会 会員