宗像・沖ノ島と関連遺産群 シンポジウムを拝聴

太宰府にある九州国立博物館にて「世界遺産 宗像・沖ノ島と関連遺産群」

の特別研究事業の報告会シンポジウムを拝聴しました。

九州北部の山に登ると玄海灘が良く見える。

これは北部九州の山々の特徴といってよい。

古代の人たちもこの海の先に何があるのか、それを確かめるために海へ漕ぎだしたのだろう。

いろんな島がある中で、ひときわ興味関心をひく島がある。

沖ノ島である。

玄海灘に浮かぶこの島は古代から信仰の場であった。

昨日は最新の研究成果が発表された。

四世紀以降、沖ノ島は航海祭祀の島から国家祭祀の島へと変遷していった。

その過程や背景について研究発表が披露され、その成果はとても興味深かった。

北部九州の山に登ったら、沖ノ島を眺望し私たちのご先祖様が様々な困難を乗り越え

東アジアと交流を行ったことに思いをはせてみるのも一興かもしれない。

<つづく>

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 シンポジウム 盛りだくさんの内容でした。

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 シンポジウム 盛りだくさんの内容でした。

 

この記事を書いた人

福岡山の会 会員