大崩山パノラマコース周回
毎年訪れている大崩山だが
今年も春の大崩山を歩きました。
この日は晴天で気温もやや高め、春としてはとても歩きやすい一日でした。
コースは最もポピュラーなパノラマコース、和久塚尾根から山頂に至り小積尾根、坊主尾根を歩くコースで小積谷を周回することになります。
ガイド本によると小積尾根は坊主尾根コースになっているが、
稜線は尾根の複合体という原則を考えると、ここは小積尾根と坊主尾根とする方が正解です。
それはさておき
新緑の山中は樹林が明るく、乳房岩や上和久岩に登ると展望を楽しむことができました。
七日廻り岩も望むことができた。
アケボノツツジには遅かったけれど、山ツツジがポツンぽつんと咲き、ササユリが現れると
大崩山の春もいいもんだな~と思ったのでした。
最近はシカの食害の影響が大きくかつてスズタケで埋まっていた山頂付近が丸裸状態でした。
シカは明らかに増えすぎていますね。
これは人が山にいなくなったこと、勝手に保護と狩猟を繰り返してきた人間にも問題がありそうな気がします。
そなことを考えながら
小積ダキの頂に立ち、坊主尾根のアップダウンを繰り返しながら
10時間(本当は12時間)の山歩きは
ほぼすべてのポイントを歩き、見返り岩にも登った。
達成感十分の登山でした。
九州最後の秘境といわれる大崩山は歩きごたえのある山です。
また秋に登ろうと考えております。
<つづく>
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