2021年の年末 冬山合宿 常念岳東尾根

常念岳は安曇野のシンボルとしてふもとから端正な姿を見せる山です。

しかし、この日は風雪に巻かれてその姿を見ることができず、ちょっぴり不安を抱いたままこの常念岳東尾根に挑戦しました。

予定していた入山時期は年末の寒波襲来と重なり、登山道は最初から積雪がありました。

入山時のヤマテンの予報ではこれから2、3日大雪、ドカ雪、稜線は暴風雪ということでした。

その通りに雪は降り続いていて、けっこうヤマテンってよく当たるな。なんて変に感心。

雪山になれない我々も、登れるところまでは登ろうということで尾根に取り付きました。

そんななか、

先行パーティが山頂に至らず撤退してくるので、上の方の情報を聞くと暴風雪とのこと。

われわれも頑張って高度を上げましたが、下山が可能な時間で打ち切って登高をあきらめました。(泣)

やっぱり自然には勝てず。気合だけでは登ることはできません。

せっかく九州から来たからな~~とも思いましたが、天候には勝てないな~、とも思ったのでした。

それでも

この山行を価値あるものとするために大いに反省し、次の冬山につなげていきたいと思っています。

古来より福岡地方と縁がある安曇野は、北アルプスへの玄関として再訪しようと思います。

そんなちょっぴり残念な冬山でした。

<つづく>

 

安曇野市須砂渡ゲートから雪の林道を歩く。

安曇野市須砂渡ゲートから雪の林道を歩く。

雪の登山道。これから雪はさらに降り続いた。

雪の登山道。これから雪はさらに降り続いた。

雪の登山道

雪の登山道

 

林道からポスト63から東尾根に取り付く。

林道からポスト63から東尾根に取り付く。

鉄塔を過ぎると笹藪が広がりかき分けながら進む。

鉄塔を過ぎると笹藪が広がりかき分けながら進む。

赤いシェルとザックカバーのH氏

赤いシェルとザックカバーのH氏

笹藪は雪が覆いさらに降雪が重なった。

笹藪は雪が覆いさらに降雪が重なった。

撤退地点でのショット。

撤退地点でのショット。

この記事を書いた人

福岡山の会 会員