立花山七峰めぐり

福岡市東区と新宮町、久山町に連なる立花山に登りました。

立花山は玄海国定公園に指定されたクスノキの原生林で有名な山です。

南北朝から戦国時代には山城が築かれ、今でもその名残を見ることができます。

史跡と自然林という2つの表情を持つ貴重な山です。

この日は快晴無風、気温高め、急登を登ると汗ばむような気候でした。

登山の目標は立花山七峰めぐり。

七峰とは立花山、松尾山、白岳、大一足(おおいっそく)、小一足(しょういっそく)、大つぶら、小つぶらを指します。

この七峰は18世紀の「筑前国続風土記」に記載のある由緒ある峰々です。

山城の史跡を回りながら、奥深い照葉樹林の森を歩き、はるかに玄海灘を望むと

かつてこの山で生きてきた人たちの声が聞こえてきそうでした。

とてもいい山だと思います。

<つづく>

立花山山頂より福岡市街を望む。中央に見えるのはアイランドシティ地区。タワマンが印象的。

立花山山頂より福岡市街を望む。中央に見えるのはアイランドシティ地区。タワマンが印象的。

白岳山頂にはカノコソウの群落があり保護されている。

白岳山頂にはカノコソウの群落があり保護されている。

立花山は常緑広葉樹林で昼でも陽射しが入りにくい。

立花山は常緑広葉樹林で昼でも陽射しが入りにくい。

馬詰め場から小一足という郭(?)の跡に出る。地元に人が作ったサイン。

馬詰め場から小一足という郭(?)の跡に出る。地元に人が作ったサイン。

まさに立花山の主といえる大クスノキ。保護のため足元には近づけない。

まさに立花山の主といえる大クスノキ。保護のため足元には近づけない。

最後は香椎の居酒屋にてハイボール。

最後は香椎の居酒屋にてハイボール。

 

 

この記事を書いた人

福岡山の会 会員