登山・新コース案内

「鹿川五山(ししがわござん)

「鹿川五山(ししがわござん)」とは

宮崎県延岡市の下鹿川地区から上鹿川地区の南側に「竹の畑山」(1278m)から「だき山」(1420m)、「国見山」(1391m)、「鬼の目山」(1491m)といった千㍍を超すピークが連なっています。これらのピークに「鉾岳」(1477m)を加えての呼称です。

「鹿川五山」の縦走

このうち登山道が明確でなかった竹の畑山について、最近、下鹿川からの登路が拓かれたため、この五山を結ぶ縦走路が完成しました。もちろん、縦走ではなくそれぞれのピークをピストンすることもできますし、なかでもだき山についてはかなりハードで、手応えのある登下降となっています。

これら鹿川五山の魅力は、若葉の森林浴をしながら、アケボノツツジヒカゲツツジササユリ、さらに鉾岳の〝世界にここだけにしか自生していない〟という、ツチビノキを観られることと、秋の紅葉でしょう。

一度登られることをお勧め致します。

尚、比叡山や鉾岳は、山自体とその周辺は、岩登りのフィールドとしてその存在を全国的に知られるようになっていますが、この地域はクライミングに限らず、尾根歩きのフィールドとしても見逃せない素材を持ち、いずれも一般登山道については、しっかりした登山道が頂上までついています。

また上鹿川側からの大崩山へは一般登山道として宇土内コースがありますが、登山口まで車が横付けできるこのコースは、大崩山頂まで最短・2時間半で行けるコースとしてよく登られています。とくに春のアケボノツツジと紅葉の時期は〝おすすめコース〟となっています。

 平成29年3月2

 

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